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両国は12日に米ワシントンで合意に達し、その主なテーマとなっているのは、イランによるミサイル・核計画の実現への対抗措置だと同局は指摘している。
この合意は、イランとの核合意見直しについてトランプ米大統領が10月13日に発表した考えを実現することを見越したもので、中東地域でのイランによる政策に対抗するため複数の合同部隊を編成することも規定している。
このうち1つ目の部隊はレバノンのシーア派原理主義組織「ヒズボラ」戦闘員とイランとの関係破壊、及びシリアでのイラン人の活動への対処を任務とし、2つ目はイラン政府の核活動への対処、3つ目はイランのミサイル計画への対処、4つ目はヒズボラとイランによる活動活発化に向けた準備に対する制限を担当する。
ホワイトハウスでの協定締結に関する交渉を行ったのは、マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とイスラエルのベン=シャバト国家安全保障担当補佐官だったという。