スプートニク日本
96組のカップルが参加する実験が行われた。男性には清潔なシャツが与えられ、24時間の着用が義務付けられた。またデオドラントや香料入りの家庭用洗剤の使用、喫煙や香りの強い食べ物も禁止された。MedXpressが伝えた。
24時間後、学者らは匂いを最も良い状態で保つためにシャツを凍らせた。
実験に参加した女性たちは、パートナーの男性あるいは見ず知らずの男性が着用したシャツの匂いを嗅ぎ、その後、ストレステストを受けた。そこには就職面接のシミュレーションや数学の問題も含まれていた。また女性たちは、気分に関する質問に答えたり、コルチゾール(ストレスホルモン)のレベルを測定するために唾液が採取され、分析にまわされた。
結果、学者らは、自分のパートナーの男性が着用したシャツの匂いを嗅いだ女性たちは緊張感が少なく、コルチゾールのレベルが低いことを発見した。また見ず知らずの男性のシャツの匂いを嗅いだ女性は、より大きなストレスを感じたという。