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モリス氏によると、過食の傾向はいくつかの要因が規定する。
要因の1つは一人前のサイズだ。
実験で被験者は、スープの入った皿を空にするよう求められた。皿にはチューブがつながっており、被験者が気づかないようにスープを追加できる。
明らかになったところ、一部の被験者は他の被験者より73%多いスープを摂取したが、全ての被験者が同様の満腹感を覚えた。
食べ過ぎの要因にはまた、食事中のテレビ視聴や読書、アルコール摂取や一緒に食事を摂る人の行動が挙げられた。気が散っていると満腹感を覚える瞬間を認識する能力が低下するため、より多くの食事を摂る。
同様の効果はアルコールも及ぼす。アルコールによって脳が満腹を知らせる信号を受け取るのが遅くなるのだ。
これに加えて、誰かと食べている時、人は無意識に他の人の食の好みに「あわせ」て、他人が好むものすべてを食べようとする。これも食べ過ぎを促す。
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