メッセージアプリ「テレグラム」、独自の暗号通貨発行へ

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ロシア出身のパーヴェル・ドゥーロフ氏が立ち上げたメッセージアプリ「テレグラム」が独自のブロックチェーン・プラットフォームと暗号通貨の創設を計画していると、ニュースサイト「TechCrunch」が一連の筋の話として伝えている。

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それによると、第3世代のプラットフォームの名称は「Telegram Open Network」で、通貨そのものの名称は「Gram」となる予定。

設立資金はプレセール(ICO、Initial Coin Offering)によって調達されるという。新たなスタートアップ企業ではなく、既に市場で宣伝しているプロジェクト名で調達するため、その規模はかなり大きくなると予想されている。

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同サイトによると、テレグラムはプレセールとして最大5億ドルを集められる可能性の検討を予定しており、トークンの潜在的総額は30億~50億ドルになるという。同サイトは、これらの数字は予備的なものであり、後に修正される可能性があるとしている。

発行される通貨のうち4%に当たる2億Gramは4年間、開発チームによって備蓄され、52%は投機から守るためテレグラムが保管する。残りの44%が公開・非公開で販売される。Gramは外部の取引所を通して流通し、テレグラムのアプリ内で利用できる。

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