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ハウザー博士が南太平洋のクック諸島周辺でザトウクジラの水中撮影を行っていた時、巨大なイタチザメが博士に近づいた。
博士は危険が迫っていることに気づかなかったが、その時博士が撮影していたザトウクジラが即座に反応した。体重およそ25トンのザトウクジラは、約10分間にわたってそのヒレでハウザー博士をおおい、博士をサメの攻撃から守り、最後は博士を水上に運び上げた。
ハウザー博士は同僚たちに「私は自分の人生の28年間をクジラたちの保護に捧げてきたが、クジラに助けられるなんて想像したこともなかった」と語った。