ロシアの歴史ドラマ『女帝エカテリーナ』が2月日本初放映 愛欲と権謀の「王冠をかぶった娼婦」

© 写真 : Amedia (2014)ロシアの歴史ドラマ『女帝エカテリーナ』が2月日本初放映 愛欲と権謀の「王冠をかぶった娼婦」
ロシアの歴史ドラマ『女帝エカテリーナ』が2月日本初放映 愛欲と権謀の「王冠をかぶった娼婦」 - Sputnik 日本
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来月2月19日から日本のCSエンターテインメントチャンネル「チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた」で、ロシアの歴史ドラマ『エカテリーナ』が放映される。

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本作は、ロシアでは2014年から国営放送の「ロシア1」で2シーズンにわたり放送され、通常平均視聴率の2倍となる驚異の数字を獲得した。世界20か国で翻訳され、放映されている。

エカテリーナは18世紀半ば、ドイツ人でありながらロシアのロマノフ王朝に皇太子の花嫁として入り、挙句、自分の夫を暗殺して、皇帝の座についた。日本での放映でサブタイトルが「『王冠をかぶった娼婦』と呼ばれたロシア最強女帝」とつけられたのも、ロシアにとっての外国人が皇帝になることなど論外であったにもかかわらず、知恵と策略を活かして君臨したエカテリーナにまつわる愛欲のエピソードとその複層的な人間を表している。

エカテリーナは自分の血をすべてロシア人の血と入れ替えてほしいと念じたほどにロシアに溶け込もうとし、この国を愛し、啓蒙に努めた。この女帝がロシアに成した貢献は未だに高く評価されており、ロシアでは誰もエカテリーナを外国人とは受け止めていない。

 

 

主役のエカテリーナを演じたマリーナ・アレクサンドロヴァ(35)は日本ではNHKの大河ドラマ『坂の上の雲』にも出演し、人気を博した。マリーナはエカテリーナのシーズン1ではフェンシングを習得し、シーズン2ではプロデューサーの頼みで体重を10キロ増量した。

本人は増量については「ちっとも大変ではなかった。前半と後半の間で私は2人目の子ども(エカテリーナ)を産み、撮影中は授乳していたから」とケロリとしたもの。マリーナ自身、歴史物を演じることは一番性に合っており、抜擢は天からの贈り物だったと語っている。

 

 

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