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『Nature Communications』によると、紙は化学物質を含浸した多層ポリマーから出来ている。ポリマーは金属塩と反応し、7色の色を出す。紙に含まれる化学物質テルフェニルは、特定の金属イオン、例えば亜鉛、鉄またはコバルトに適応する。
紙の光学特性向上のため、フルオレンが加えられた。印刷用インクは金属塩と水溶液を混合することで作られた。なお、印刷は通常のプリンターで行われた。
8回の印刷と消去の後、色の彩度が低下し始めたという。インクの質は6ヶ月に渡って変化しなかった。