スプートニク日本
誤った警報は13日午前8時10分頃(日本時間14日午前3時10分頃)に発信された。警報はテレビの画面にも流れたほか、ラジオではアナウンサーが読み上げた。当局は、約10分後にツイッターで「ミサイル脅威はない」と否定し、緊急メッセージでも脅威はないと伝えた。
AFP通信によると、事件後、緊急事態管理当局は職員の交代時に「間違ったボタンが押された」ことを確認した。ハワイ州知事によると、誤報を自動訂正する手段はなく、手動対応を要するという。
この事件をコメントしたニールセン国土安全保障長官は14日、米FOXニュースに対し、「政府のシステムが発する警報に従わない人がいるのは困る」とし、「政府のシステムは信頼できる、テストは毎日行っている。今回は非常に不運なミスだったが、警報は生死に関わる。数秒、数分で命が救える」と説明した。