サハ共和国 極地での風力発電に日本のNEDOが1千万ドルを拠出

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日本の国立研究開発法人、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、サハ共和国(ヤクーチヤ)に合わせて900キロワットを発電できる風力設備3基を始動させるため、およそ1千万ドルを拠出する。サハ共和国公共エネルギー省のダニル・サッヴィノフ大臣が明らかにした。

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サッヴィノフ大臣は「今年、NEDOは風力発電設備始動におよそ1千万ドルを拠出する。本合意は先日、日本側からの話し合いで達成された。設備の輸送、設置などその他の支出はロシアのエネルギー企業『ルスギドロ』が負担する」と述べた。

同大臣によれば、建設工事は3年後の2021年に終了予定。

サハ共和国北部にあるブドゥンスキー地区チクシ居住区に風力発電設備を設置する合意は2016年12月に達成されていた。サハ共和国政府、「ルスギドロ」社、NEDOは協力の合意を締結し、その枠内で同共和国の北極圏という厳しい低温条件で初めてとなる風力発電を行う。

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