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小野寺氏は「航空自衛隊のスクランブル(緊急発進)の状況を見れば、中国機にもしっかり対応しているが、ロシア機に対しても増えており、日本としてもアメリカ側と同じ認識を持っている」と指摘した。
小野寺氏はしかし、周辺国の同行には注意を払っているが、露中は戦略的競争相手というわけではないと述べた。共同通信が報じた。
米国の国家防衛戦略に関し、小野寺氏は「戦略的競争相手というよりは、わが国防衛のために周辺国の動向に常に注意を払っている」とコメントした。
同戦略には、米国防総省が露中との「長期間の戦略的競争」に備える必要があると書かれている。
小野寺氏によると、日本は安全保障分野で米国と緊密に連携していき、幅広い分野での日米同盟のさらなる強化を期待している。
国家防衛戦略は19日に発表。同文書では露中との長期的な戦略的競争は米国防総省にとって最優先事項であり、これは持続的な予算増加を必要とすると指摘されている。
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