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サイトCoinMarketCapによると、日本時間14時18分の時点でイーサリアムの価格は6.2%高の1220ドルまで値上がりし、ビットコインは1.8%安の1万1570ドルまで下落した。
取引所Bitfinexでは、ビットコインの価格が2.6%安の1万1600ドルまで値下がりし、取引所OKExでは1.6%安の1万1620ドルとなった。またサイトCoindeskによると、ビットコインは2.3%安の1万2420ドルまで下落した。
Weiss Ratingsは、イーサリアムを「B」、ビットコインをそれより低い「C+」と評価した。テレビ局CNBCが報じた。Weiss Ratingsはビットコインの評価がイーサリアムより低かったことについて、仮想通貨1位のビットコインはネットワークの問題に直面しており、それが取引の遅延や高い取引コストにつながっていると説明した。
なおWeiss Ratingsは74の仮想通貨を評価したが、最高の「A」を獲得した仮想通貨は一つもなかった。今回最も高い「B」の評価を受けたのは、イーサリアムとイオスだった。
仮想通貨市場全体の時価総額は現時点で5847億1000億ドル。うちビットコインが占める割合は約33%、イーサリアムは20%、リップルは約9%。
なお日本の仮想通貨取引所Coincheckは、外部からの不正アクセスで580億円相当の仮想通貨ネムが流出した問題で、顧客への補償を発表した。Coincheckによると、ネムの保有者およそ26万人に総額5億2300万ゼム分(約460億円)を返済する(ゼムはネムの通貨単位)。
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