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先に、マダラ漁を行っていた日本の小型はえ縄漁船「第53日香丸」がロシアの国境警備隊によって拿捕され、クナシル(国後)島ユジノクリリスクの港に連行されたことが明らかになっていた。
裁判所の決定によると、船長は84万6700ルーブル(約160万円)の罰金を支払うよう命じられた。
発表によると、サハリン州の国境警備隊が18日、漁獲した水産生物資源を操業日誌に記載せずに外国の港に運び出そうとしたとして第53日香丸を拿捕し、船上で21トンを超えるこれらの水産物を発見した。この他、海洋管理区域通過規則と操業関係書類作成規則に対する違反も認定され、それぞれ罰金1万5千ルーブルと5千ルーブルの支払いが船長に言い渡された。
船長は31日に罰金を全額支払い、漁船は差し押さえを解かれて日本に向かい、共同通信によると、1日朝に根室市の港に到着した。