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全ロシア世論調査センターの実施した調査で、ロシア国民の大半(71%)が子どもの誕生前に正式な婚姻を行うほうがいいと考えている一方で、非婚同居を正式な婚姻と同等に認めるかについては、意見が分かれた。
ロシア国民の56%が同棲を婚姻と同等とみなしている。こうした見方に賛同しているのは年齢、性別の如何を問わない。逆に同棲を婚姻とは見なさないと回答したのは全体の37%だった。
これ以外に、ロシア国民の46%が男女が婚姻届けを出さずに共同生活を送る形を十分に受け入れ可能だと考えていることがわかった。
社会学者らは、こうした傾向が将来さらに浸透すると予測できる根拠として、18歳から24歳の年齢層の中で非婚同居を認める割合が59%にも達していることを挙げている。一方で回答者の45%が非婚同居をよしとはしておらず、この傾向は特に60歳以上の市民で55%と多くみられている。
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