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同紙によると、米国防総省は東アジアにおよそ2200人の兵士からなる海兵遠征部隊の展開を検討している。同部隊は何よりも即応部隊で、通常は小型揚陸艦に配備される。海上・陸上・空中戦を行い、救援・運搬作戦や他部隊を支援することができる。
WSJ紙によると、米国は同部隊を過激派組織「ダーイシュ(イスラム国、IS)」との戦いにおいてシリアやイラクで展開し、アフガニスタンでも用いられた。海兵隊のロバート・ネラー総司令官が述べるところ、アジアへの部隊投入の場合、任務はテリトリーの同地域の同盟国でのパトロールと合同訓練実施になる可能性がある。
同紙によると、米国防総省は東アジアにおける中国の影響力拡大への対抗策として部隊展開を検討。中国の新たな防衛戦略は国際秩序の弱体化に向けられていると米国は見ている。部隊配備の最終決定はまだ下されていない。
同紙によると、現段階で1万8000人の海兵隊を含む5万人の米軍兵士が日本に、3万人ほどが韓国、およそ7000人がグアムに駐留している。
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