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ザイルストラ外相が辞任を決意したのはラヴロフ外相との会談を翌日に控えてで、オランダ外務省はすでにロシア側に訪問の取りやめを公式的に伝えている。
ザイルストラ外相はオランダのフォルクスクラント紙からの取材に対し、以前、2006年にプーチン大統領のダーチャ(セカンドハウス)に招かれ、話に加わったことがあると語ったのは虚言であり、実際その場にいたある人物を擁護するのがその目的だったと打ち明けた。ザイルストラ外相はその人物が自分に対して、プーチン大統領があの場で、ベラルーシ、ウクライナ、バルト諸国、カザフスタンを「大国ロシア」の一部であるかのように発言したとの情報を伝えたと語った。
ザイルストラ外相は2014年からの任期の間に数回にわたって、この発言をプーチン大統領から直接聞いたと断言してきた。