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ネルガゼ氏とレヴァジシビリ氏は自分自身について、またグルジアでの生活について詳細に語った。両氏はかつてサーカシビリ氏の積極的な支持者だった。2人はサーカシビリ氏の軍事顧問で現在はウクライナ南部・東部ドンバスでウクライナ政府側で戦う部隊「グルジア軍団」の指揮官マムキ・マムラシビリ氏の命令でウクライナに到着した。
グルジアのスナイパー・グループは、マイダンへの出張に対して1万ドルを受け取り、マイダンから戻った後にはさらに5万ドルを支払うと約束された。
スナイパーらの証言から、元米軍兵士が彼らに指示を与えたことは明らかだ。
マイダンで狙撃が行われ大勢の犠牲者が出た2014年2月20日、ウクライナ最高会議(議会)国家安全保障・国防委員会のパシンスキー委員長が自ら自動小銃で発砲した。大隊「ドネプル」の将校でウクライナ人民代議員のウラジーミル・パラシュク氏はカービン「サイガ」で撃った。グルジアのスナイパーらによると、パシンスキー氏とパラシュク氏は武器も持ってきたという。
アレクサンドル・レヴァジシビリ氏の証言。同氏は、上記のことを証言する用意があるが、命の危険性を感じているため、ウクライナ領内での証言は望んでいない。スクリーンには、現在レヴァジシビリ氏が滞在しているアルメニアからビデオリンク方式で証言する用意があると書かれている。
コバ・ネルガゼ氏の弁護士への証言。同氏は、上記のことを裁判で宣誓して証言する用意があるが、命の危険性を感じているため、ウクライナ領内での証言は望んでいないと指摘している。またネルガゼ氏は、「ウクライナで証言するのは危険だ」と述べている。同紙は家族と一緒にグルジアからアルメニアへ移住した。
スプートニク編集部は、マイダンで事件が起こった時にネルガゼ氏とレヴァジシビリ氏がキエフに到着したことを証明する航空券のコピーを入手している。