ロシアはカリーニングラードへのミサイル配備をNATOに報告しない

© Sputnik / Vitaliy Ankov高精度短距離弾道ミサイル「イスカンデルM」
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ロシア下院国防委員長、ウラジーミル・シャマノフ氏は、ロシアがカリーニングラード州でのミサイル複合体「イスカンデル」配備に関して北大西洋条約機構(NATO)と情報を共有することはないと述べた。

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NATOのストルテンベルグ事務総長は昨日、カリーニングラード州での「イスカンデル」配備問題における透明性をロシアに求める一方で、NATOはこの問題に関して持つ情報を明かさないと述べた。

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ロシアが配備の情報を共有するのかという記者団の質問に対してシャマノフ氏は「一体なぜ?これは私たちの合法的な領域で、私たちはしたいことを行う。米国や他の私たちに非友好的な人々を呼ぶ彼らとは違って」と述べた。

ロシア国防省は先に、ポーランドとバルト諸国のロシア国境付近で実質的に米軍の一個師団が展開されたと発表した。同省によると、ポーランドには米国の第2機甲旅団が到着して装甲戦闘車両とともに展開。バルト諸国では第3米師団の兵器が残されている。シャマノフ氏はその時、これを受けてカリーニングラードなどで「イスカンデル」グループを強化する可能性を排除しないと指摘した。

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