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4万個のビットコインはウォレットアドレス「3Cbq7aT1tY8kMxWLbitaG7yT6bPbKChq64」の所有者に流れ、これによってこの人物は当初の5万5千BTCから一気に9万6千BTC以上にふくれあがった。
マーケットウォッチによると、この取引はSNS、フォーラムで論議を巻き起こし、ビットコインが6千ドルにまで急落し、「底に達した」と思い込んでいた人は大きなショックを受けた。結果的にビットコインのレートは2月19日の段階で1万1千ドル。ということは、この匿名の人物の資産は10億9700万ドルとなり、このことが仮想通貨ナンバーワンのビットコインへの関心を一層強めた。
「テトラス・キャピタル」社の創設者でパートナーのアレックス・サンナーボーグ氏は、「この大型バイヤーの正体は不明。だが下落で仮想通貨を買いあさり、レートが復活し、米中のレギュレーターらのポジションがはっきりしたことを受けて、大儲けをした人は多い」と語っている。