人間の血から電気を取り出す方法、ロシアの専門家が考案

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ロシア・クルチャトフ研究所の研究チームが、人間の血に含まれるグルコースから電気を手に入れる方法を開発した。これにより心臓ペースメーカーのバッテリー交換を省略し、余分な外科手術を避けられると期待される。ロシア紙イズベスチヤが報じた。

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従来の電池を変える可能性があるこの機器は、サイズ5センチに満たないミニ発電機。発電機は血管系に直接埋め込まれ、血に含まれるグルコースの化学変化により電流を生成する。

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この新たな機器は人体の組織と完全に適合する素材から出来ている上、小さいサイズにも関わらず15〜40マイクロワットの電流を途切れず提供できる。この出力は現代のペースメーカーが機能するには十分である。

新技術はまず動物で実験される。実験が成功した場合、新技術を臨床実践に導入するためには約10年かかる。

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