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プーチン氏の見解によると、軍拡競争は既に、米国が弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約から脱退した2002年に始まっていた。
またプーチン氏は、発表された兵器は全て、既に試験を無事通過したと確認し、米国の納税者がミサイル防衛(MD)に費やした金は「風に放り出された」と語った。
プーチン大統領は年次教書演説で数分間、ロシア防衛産業の新兵器について語った。演説では、MDシステム突破システム搭載の新型弾道ミサイル「サルマト」発射を映した3D映像が流された。
プーチン大統領はさらに、ロシアが弾道飛行経路を用いないためMDシステムに対して全く脆弱性がない特別な戦略兵器の開発をはじめたと付け加えた。