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主催者が述べるところ、昨年の映画産業の「有毒廃棄物」であるラジー賞のノミネート作品は1月22日に発表。最低映画には『絵文字の国のジーン』のほか『トランスフォーマー/最後の騎士王』、『フィフティ・シェイズ・ダーカー』、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』、『ベイウォッチ』が候補に上がっていた。
第38回ゴールデン・ラズベリー賞(Golden Raspberry Awards)が発表、「絵文字の国のジーン」("The Emoji Movie")が作品賞、監督賞など4部門を獲得、「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」("The Mummy")のトム・クルーズが男優賞、"Boo 2! A Madea Halloween"のタイラー・ペリーが女優賞に選ばれた模様(THR) pic.twitter.com/ieBIu6wGP1
— cinepre (@cinepre) March 3, 2018
「馬鹿げた凡小な」演技を披露した最低男優賞には『ザ・マミー』で主人公を演じたトム・クルーズが選ばれた。
最低助演男優賞には『Daddy's Home 2』で演じたメル・ギブソンが、最低女優賞には『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のキム・ベイシンガーが選ばれた。
ラジー賞の授賞式は毎年、アカデミー賞授賞式の前夜に行われる。今年のアカデミー賞授賞式は4日。受賞者にはラズベリーの実を模した金色に塗装した賞が渡される。賞の制作費は5ドル(約500円)以下となっている。
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