「口座凍結防止に」預金振込を指示 検察庁偽サイトに誘導

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資金洗浄に関わった疑いがあると電話して、地方検察庁の偽サイトに誘導して金を振り込ませる手口が1月下旬以降、東京で頻発している。東京新聞が警視庁の調べを基に報じた。

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少なくとも30〜40代の女性4人が47万〜192万円の被害にあった。他にも、疑わしい電話を受けたという通報が警視庁に10件程度入った。

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人身取引、日本人被害者が過去最多に
警視庁によると、警視庁や検察庁を名乗る男らが電話をかけ、標的の口座が詐欺に使われていると説明。その後、口座凍結を防ぐために指定の口座へ預金を一時的に振り込むよう指示するという。

偽サイトには信憑性を高めるため、資金洗浄事件の参考人としてターゲットの女性の実名入りの文書が掲載されていた。警視庁は、詐欺集団が事前に名前や電話番号を入手して犯行に及んだと見ている。

ジャパンタイムズによると、2015年6月にも同様の手口の詐欺事件が起きた。

検察庁は、口座に振り込まないよう注意喚起する。

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