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中国の防衛予算は、その規模で米国に次ぐ世界第2位を占めている。17年には、中国の防衛予算は7%増加していた。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)を含む多くの国際団体は、中国が軍事予算に関する公式データを著しく低く見積もり過ぎていて、その実際の防衛費は25~50%多い可能性があると考えている。
軍事アナリストらによれば、公表されているデータにはいくつかの非常に投資規模の大きな項目が含まれていない。例えば、戦略部隊、防衛関連の科学技術開発、外国兵器の輸入、人民武装警察部隊などの準軍事組織に対する支出がこれに当たる。それに加えて、軍の需要に対する地方政府による出費も算出されていない。