野村不過労死、首相「報告なし」

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安倍晋三首相は5日午前、働き方改革関連法案などに関する参院予算委員会の集中審議で、不動産大手の野村不動産(東京)の50代男性社員が裁量労働制の対象外業務なのに違法適用を受け自殺した問題を巡り、昨年12月に労災認定されていたことについて「報告を受けていない」と述べた。

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加藤勝信厚生労働相も「当時は承知していなかった」「逐一私のところに報告が上がってくるわけではない」と説明した。民進党の石橋通宏氏への答弁。野村不動産を巡っては同月、東京労働局が違法適用を問題視して特別指導している。

(c)KYODONEWS

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