スプートニク日本
サウスチャイナモーニングポスト紙によると、事件が起きたのは今年1月。母親はむずかる自分の息子の退屈しのぎに教育的なビデオを見せようと、自分のiPhoneを与えた。ところが幼児は偶発的にこれをブロックしてしまい、誰の助けも借りず、自分のパスワードを登録してしまった。母親に戻されたときにはiPhoneは彼女のパスワードでは2500万分、つまり47年半も開けられない状態になっていた。
Apple社は実際、スマートフォンのパスワード入力システムにかなり厳格な仕組みを組み入れてしまっている。パスワードは入力を間違えても5回までは何の問題も起きないが、それ以上誤った番号を入力し続けると、最初は5分、次は15分、その次は60分とブロックされる時間が長期化する。愛する我が子のこうした罪のない、しかし恐ろしい「破壊行為」に出会った家庭は世の中に少なくない。
関連ニュース