スプートニク日本
女性司令
数日前までは、2018年に海上自衛隊の第1護衛司令に女性が就任するとは、誰も考えることができなかった。その女性、東良子氏(44)は数年前、女性として日本初の練習艦の艦長となった。現在、東氏の指揮下には海自最大のヘリ搭載護衛艦「いずも」など計4隻の護衛艦、1000人の男性隊員とわずか30人の女性隊員が置かれる。
女性政治家
日本では女性の政治・経済界への進出がそれほど進んでおらず、女性幹部も多くない。この点で、日本は他国と比べて首位からは程遠い。しかし田中真紀子氏は2001年から2002年にかけて外相を務め、多くの女性をより高い地位を求める戦いへと鼓舞した。
ビジネスウーマン
店やレストラン、ブライダルサロン、小さなカフェを切り盛りする女性は日本にもいるが、女性が指揮する大企業はまだ珍しい現象に留まっている。しかし日本のデザイナーでファッションブランド「ハナエモリ」を立ち上げた森英恵氏は鮮やかな例外だ。
フランス・オートクチュール協会の会員として認められた1977年から2004年にかけて、ハナエモリは最も有名なハイブランドの1つとなった。森氏が手がけた客室乗務員の制服はJALで1967年から1989年まで採用されていた。また、森氏は数多くの日本映画のコスチュームやパリ国立オペラやスカラ座のソリストの衣装を担当した。
女性創設者
日本文化の本当の創設者は出雲阿国だと挙げられる。彼女のお陰で、歌舞伎が生まれた。
著名人の妻
ロシアで最も有名な日本女性は何よりもオノ・ヨーコ氏。何よりもジョン・レノンの妻としてだ。ジョン・レノン自身は、彼女が「無名芸術家のなかで最も有名」だと述べていた。しかし芸術の世界に彼女が入ったのは、1人目の夫である一柳慧によるところが大きい。一柳との結婚生活中に彼女はニューヨークのアバンギャルド芸術家と知り合い、これはオノ・ヨーコの人生で決定的な瞬間となった。
彼女はアバンギャルドに入れ込み、エキセントリックな演出やパフォーマンスを行った。批評家の反応は極めて厳しいものだった。しかし、あるパフォーマンスの最中にジョン・レノンと知り合った。会話と政治談義、何らかの哲学的問題を話し合う間にオノ・ヨーコ氏に興味深い対談相手との印象を与えた。
関連ニュース