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サラトフ国立工科大学の研究チームが、手足を持たない人があたかも手足が存在するかのように感じる現象「幻肢」など動きの想像に関係した脳波を非常に正確で自動的に分類できるシステムを開発した。
このシステムは、「思考の力」を用いてサイバネティック機器を操作できるようにするブレイン・マシン・インタフェースの開発に使用できる可能性がある。
サラトフの研究者の新たなインターフェースは長時間のトレーニングなしにサイバー義肢を「自らのものにする」ことを助ける可能性がある。なぜなら、脳は通常は手足の筋肉を指揮するニューロンの鎖を用いず、つまり体内に不調和を引き起こさずに実質的にゼロから操作を学ぶようになるためである。