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ワイン製造業者「ファナゴリヤ」が、日本の池光エンタープライズと5年契約を結んだ。
「『ファナゴリヤ』は5年間で100万ドル相当のミドル及びサブプレミアムセグメントのワインを約30万本輸入する」という。
池光エンタープライズは4月末までに最初の出荷分として約1万本を受け取る。
クバン農業省ブドウ栽培・ワイン産業局のオレグ・トルマチョフ局長は「日本市場は非常に閉鎖的だ。クバンの生産者が日本市場に参入したことは、大きな成果と見なすことができる。『ファナゴリヤ』の製品は当然のことながらクバンのみならずロシア全土で大きな需要がある。そして同製品を日本の消費者も評価できるようになる」と述べた。
「ファナゴリヤ」は、ロシアの大手ワイン製造業者で、クラスノダール地方のタマン半島にある。同社独自のぶどう園の面積は2800ヘクタール以上。中国、スウェーデン、イングランド、CIS諸国にワインを輸入している。2018年はドイツ、カナダ、フランス、米国市場への参入も予定している。
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