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トランプ氏はホワイトハウスで演説し、対中制裁措置が「長年の懸案」だったと指摘し、中国の不正な貿易慣行により「短期間で国内6万の工場が閉鎖に追い込まれ、600万人の雇用が失われた」と強調した。さらに、トランプ氏は「中国の人々や習近平国家主席が友人」で、北朝鮮の問題を巡って「非常に助けになっている」が、対中貿易赤字が「歴史上最大」であるため、「対応しなければならない」と述べた。
ブルンバーグによると、トランプ氏はホワイトハウスで署名する際に、「後の多数に続く第1弾だ」と記者団に話した。
中国は報復を辞さない構えを見せているため、米中の「貿易戦争」が激化する可能性が高くなり、世界経済に悪影響を及ぼす懸念が高まるだろう。