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研究者によると、これはすでに北アフリカ諸国の生活に悪影響を及ぼしている。
サハラ砂漠は常に砂に覆われていたわけではなく、およそ3万年〜5万前は緑あふれる巨大な平野だった。今日、地球温暖化に伴う降水量の増加によりサハラ砂漠が消滅する可能性があると多くの気候学者は考えている。
しかし米メリーランド大学カレッジパーク校の研究者は、全く正反対だと証明。算出によると、サハラ砂漠の面積は減らず、むしろ常に増加しており、前世紀に10%ほど増えた。
研究チームによると、大西洋と太平洋の水温の変化がサハラ周縁のそれほど乾燥していない地域での降水量を急速に減らし、すでに前世紀末には砂漠が急拡大して、アフリカ大陸指折りの大きさの湖であったチャド湖は大部分の水を失った。
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