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中国財務省のホームページに掲載された声明では「米国から輸入する果物及び果物によりつくられている食品(計120品目)に今後15%の関税がかけられる。豚肉と豚肉製品の関税は25%となる」と述べられている。
なお全体として、他の国の製品に関する関税の現状維持及び引き下げに関する中国の政策に変化はないという。
声明では「我々が承認した措置は、米国で中国製の鉄鋼・アルミニウム製品への輸入関税が発動されたことで我が国にもたらされた損害を補うためのものである」と強調されている。
先にトランプ米大統領は、米国が鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課すと発表した。トランプ氏によると、関税は長期間にわたって続く。トランプ氏は関税について「米国の国家安全保障を守るため」に導入されると指摘した。
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