スプートニク日本
学者らによると、ホッキョククジラは繁殖期の11月から3月にかけて「一日中」歌っているという。
学者たちは、その歌の中に時折繰り返される一定の旋律があることを発見した。だがこの旋律が歌われるのは一冬のみであり、これはホッキョククジラがパートナーを引き付けるために毎年新しい音楽を「作曲」していることを意味している。
またホッキョククジラの「曲」は、他のクジラの歌とは異なっているという。
学者たちは、グリーンランドとスヴァールバル諸島の間のフラム海峡で3年間ホッキョククジラを調査し、このような結論に達した。学者たちは3年間で、水中の音を記録するための機器ハイドロホンを使って、ホッキョククジラの183種類の「歌」を記録した。
関連ニュース