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Remove DEBRISは網、銛、誘導システム、そして機体の動きを遅くして地球に落下させる「帆」という4つのパーツを持つ。初回の実験のため、Remove DEBRISは「実験用」ゴミとして小さな四角い人工衛星2機を用意した。うち1機は網で回収されて軌道上から落下し、もう1機では銛の正確さがチェックされる。最後に、「帆」が正常に機能するかチェックされる。
宇宙の「掃除人」開発プロジェクトを率いるグリエルモ・アリエッティ教授は、「銛と網」は他の研究者が提案する「ロボットアーム」より安価だと指摘。網でゴミを集めることは格段に安くつく上、宇宙ゴミの動きが速すぎると、ロボットアームは網と違って捕まえることができないとの見方を、BBCのインタビューで示した。
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