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ミッスリ氏の話によると、サルコジ元大統領がリビアを訪問中、カダフィ大佐に対し、大統領選挙に立候補する意向を伝えたという。また元通訳は、リビアの指導者がサルコジ元大統領に対して「ありとあらゆる支持と支援を」提供すると約束したと指摘した。
ミッスリ氏は、サルコジ元大統領の選挙対策本部代表らがリビア政府関係者らと会談していたと強調した。
ミッスリ氏は、会談で双方が、サルコジ元大統領の選挙運動に対する支持として5千万ユーロを拠出してほしいとのリビア指導部への依頼が含まれた文書を作成したと語った。しかし、元通訳が強調したところでは、カダフィ大佐は総額を2千万ユーロにまで減額するよう命じた。
サルコジ元大統領は3月20日、2007年の自身の選挙運動に対するカダフィ大佐による違法な資金提供についての捜査の一環として拘束された。