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もはや夢物語ではない 記憶改善のインプラント

© Fotolia / Adimas意図せぬ暴言を吐かせる遺伝子が発見
意図せぬ暴言を吐かせる遺伝子が発見 - Sputnik 日本
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先日、米軍の財政支援による人間の記憶を強化する科学プロジェクトが終了した。実験で、記憶改善は可能という楽観的な結果が出た。ポピュラーサイエンスのサイト「ポピュラー・メカニズム」が紹介している。

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実験にはてんかんによる記憶喪失に苦しむ15人が集められ、実験前に脳に、脳内状況を追跡できる小型のインプラントの埋め込み手術が施された。

「ジャーナル・オブ・ニューラル・エンジニアリング」に発表されたレポートによれば、実験で被験者には1つの絵が表示され、その数分後、今度はほかの3ないし4つの絵とともに再度表示され、先に見せられた絵を選ぶという簡単な課題が与えられた。被験者が回答している間、研究者らは脳の活性度を観察し、正しく回答した際に脳のどの部分が活性化したかを見極めた。

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2度目の実験では同じインプラントを使い、正しい回答時に活性化した部分に刺激が加えられた。

その結果、短時間の記憶は37%、長時間の記憶は35%改善された。

同プロジェクトを率いているロバート・ヘンプソン氏は「記憶喪失の治療に役立つ最初の一歩となるものだ」と語っている。

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