プラスチック29キロを食べたクジラが死ぬ スペイン

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スペイン南部の岸で2月に見つかった死んだクジラの胃から、29キログラムのプラスチックが研究者によって発見されたと、「Science Alert」が10日に伝えた。

スプートニク日本

エルバジェ野生自然保護センターの専門家らが、体長10メートルのクジラを解剖した際、プラスチック製の袋や缶、ロープ、網を見つけた

専門家らは、このマッコウクジラが、飲み込んだプラスチックを消化できなかったとの結論に達した。このことが原因で、クジラの胃の中で腹膜炎と呼ばれる感染症が悪化し、この炎症が死因となった。

解剖の結果が公表された後、ムルシア州政府は、使い捨てのプラスチック製品を利用することの危険性について住民に通知するキャンペーンを始めることを決めた。

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