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地元住人のジェニファー・ジェーサルさんの話では、このガチョウは市民を付け回し、くちばしでつっつき、窓の網戸もやぶってしまうなど、ここ数週間、悪さを続けている。
「バス停で降りた子どもたちを家に入るまで追っかけまわしたり、バスを待っている人に襲いかかろうとするんです。」
こんな悪者扱いされるガチョウだが、それでも異常行動にも正当化できる事情がある。ジェーサルさんは理由を次のように語っている。
「このガチョウには友達がいたんですが、死んでしまって。死因は私は知らないんですが、そのことがあってからガチョウはすっかり頭がおかしくなってしまって。」
ガチョウに業を煮やした市民からは野生動物保護施設にいれるべきだという声もあげられているが、ジェーサルさんは「彼はすでにこの地区になくてはならない存在になりましたよ」とこの案には同意しておらず、動物保護団体はガチョウに新しい友達を見つける手助けをしてあげるべきだと語っている。
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