米国 シリア攻撃の最初の標的を明らかに

© REUTERS / Yuri GripasJoseph Dunford, jefe del Estado Mayor Conjunto de EEUU
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ダンフォード米統合参謀本部議長は記者団に、米国のシリア攻撃の1発目は研究センターを標的にし、他は化学兵器の倉庫に投じられたことを明らかにした。米国はこの倉庫にサリンが保管されているとみなしている。

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ダンフォード議長は次のような声明を表している。

「我々が攻撃、破壊した標的はシリア政権の化学兵器プログラムに関連したものだ。」

「最初の標的はダマスカス近郊にある学術調査センターで、これはシリア政権が化学兵器、生物兵器技術の研究、実験、製造を行っていた軍事施設である。」

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米国防総省は、その他の2つの施設について、ホムスの西にある化学兵器保管庫およびその場所に近い化学兵器用プラントの倉庫だと発表している。

トランプ大統領はシリアに対して英仏との合同作戦の開始を宣言このシリア攻撃は4月7日、東グータ地区ドゥーマ市で行われたとされている化学兵器による攻撃が口実となっている。

トランプ大統領は軍事作戦はこれから英仏と合同で行われ、その目的は「大量破壊兵器を使用した新たな攻撃を許さないため」だと語った。

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トランプ大統領は、米軍はシリアにおいて「長々と終わりなき」プレゼンスを行うつもりはないものの、シリア政府が化学兵器使用をやめない場合、米国の軍事報復は「継続したもの」となることを明らかにしている。

4月6日、シリア軍は東グータ地区ドゥーマ市から武装戦闘員を一掃する作戦を開始。ドゥーマは東グータ-の居住地区でアサド大統の政府軍に掌握されていない最後の場所だった。その後、ロイター通信は反政府勢力からの情報として、ドゥーマ市に塩素爆弾が投下されたと報道。また神経麻痺ガスが使用されたという情報も現れた。シリア政府は自国に向けられた非難を否定している。ロシアは米国に対し、シリアに攻撃した場合、深刻な結果を招くと警告を発していた。

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