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アオミドロは通常沼に生育する。以前のバイカル湖では、浅瀬でしか少数のアオミドロを見かけなかった。前代未聞の繁殖の原因は判明できていないが、未処理の廃水が管理されず湖に投棄されていることに関係していると考えられている。アオミドロの繁殖はバクテリアを発生させ、その毒は魚や動物、ヒトの中毒を引き起こす。
現行の浄化装置と下水ポンプ場では必要な水準の浄化ができない。世界最古で最大の湖は環境カタストロフィの危機にひんしている。責任があるのはアオミドロではなく、自然使用法を破る人びとだ。
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