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その理由としてはシリアのアサド政権との関係や、同政権の化学兵器使用疑惑に絡み機材などの取引を行ったことが挙げられる。
ヘイリー氏は、「ロシアとイランに(化学兵器使用が)痛みをもたらすものであると理解してほしい」と出張した。一方、軍事攻撃をめぐり、緊張が深まるロシアとの関係については「米国は関係改善に期待を持っている」と述べた。
また「現時点でシリアと直接対話をするつもりは全くない」と語ったが、国連主導のシリア和平プロセスには今後も参加する考えを示した。
4月6日、シリア軍は東グータ地区ドゥーマ市から武装戦闘員を一掃する作戦を開始。ドゥーマは東グータ-の居住地区でアサド大統の政府軍に掌握されていない最後の場所だった。その後、ロイター通信は反政府勢力からの情報として、ドゥーマ市に塩素爆弾が投下されたと報道。また神経麻痺ガスが使用されたという情報も現れた。シリア政府は自国に向けられた非難を否定している。ロシアは米国に対し、シリアに攻撃した場合、深刻な結果を招くと警告を発していた。
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