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農業機械メーカー「榊原機械」が造った「LW-MONONOFU(もののふ)」の全長は8.5メートルで重さは7トンを超える。操縦者がロボットの手足を操縦するためのモニターやレバーを搭載したコックピットを備えている。
南雲さん(44)はロイター通信に「ビジネスチャンスになると思う」と述べ、ガンダムの人気に言及した。
榊原機械は農業機械のほかにほかのロボットや娯楽用の機械を開発しており、それらを1時間10万円ほどで貸し出している。子供の誕生日パーティーなどのために利用されるという。
もののふは指と上半身が可動式で、前後に歩くことができる。とはいえ、移動速度は時速1キロに満たない。
しかし速度で足りないものは力で補われるもので、右手に搭載されたバズーカのようなエアガンは、スポンジボールを時速140キロの速さで撃ち出す。
南雲さんは「アニメにインスピレーションを受けて作った、実際に乗れるロボットとしては世界最大だと思う」と述べた。しかし、ロボットは巨大すぎるかもしれない。工場の入口よりでかいため、解体せずには運び出せないという。