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同社のオリガ・ウスコワ社長の話によると、産業としての広範な利用に至るまでに交通の安全を完全に保証するため、あらゆる気象・道路条件で何百万キロにもわたってシステムをテストすることが不可欠だという。
自動運転モードでの試験の多くはロシア国外で行われた。というのも、ロシアの法律では自動運転車が公道に出ることが許されていないからだ。開発者らの説明によると、国外での試験は欧州連合(テストに使われたのは4台)、米国(7台)、中国(1台)、日本(1台)の道路で行われた。ロシアでは、自動運転モードでの同社の技術は実験条件のもとでテストされた。
コグニティヴ・テクノロジーズは2016年8月、自律運転向けの自社製自動認識プラットフォーム「Cognitive Pilot」の開発実施について発表。このプラットフォームは乗用車にも、他のタイプの自動車にも搭載可能だ。プロジェクトの目標は、2022~23年までに完全自動運転車を開発することだという。