スプートニク日本
ロシア外務省は、ロシア領内における米国ビザ発給状況はあまりに落胆させるものであると指摘している。
2017年8月の段階で米国ビザ発給公的に要される期間は85日間にまで延長されていたのが、つい先日には250日にまで伸ばされた。ロシア外務省は、これではビザを出すのに8カ月かかることになり、表現を変えれば、ビザ申請自体が無意味になりつつあると嘆いている。
ロシア外務省は「こうした現状では、両国間の航空機の乗り入れも停止となりかねない。アエロフロートは露米間の定期的な乗り入れを行う唯一の航空会社だが、これもフライト停止に追い込まれる危険性がある。それは乗務員の米国ビザの取得がますます困難になりつつあるからだ」と警告を発している。