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この「ビブリオノーチ」に今年はモスクワ市が初めて参加。今晩、劇にコンサート、なんと舞踏会まで2千を超すイベントが行われる。
文学の都サンクトペテルブルク市では、各国のカラーを活かしたイベントに仕立てられ、ある図書館では日本をテーマに今晩のタイトルを「桜の咲くとき」と銘打っている。日本の浮世絵のスタイルで作られたアートテキスタイルの展覧会、墨絵のマスタークラスや本物の「カステラ」も賞味できる。
普段夜中に起きていることのない小さな子どもも「ビブリオノーチ」を楽しみにしており、親たちにサプライズを用意している。 ウドムルト共和国の首都イジェフスクでは子どもたちは吸血鬼と対面し、黒魔術の実験を見守る。ノボシビルスクでは俳優の卵のキャスティングが行われ、ジェスチャーで歌うマスタークラスが行われる。カリーニングラードは茶の湯の秘儀が伝授され、囲碁のマスタークラスを用意している。