国際原油価格 米国の備蓄、採掘の両上昇を無視して高値更新

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国際原油価格は26日も上昇を続けている。前日発表の米国内の石油備蓄および採掘量の上昇にも関わらず、投資家の注目はイランの核プログラムをめぐる情勢に集まっている。

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日本時間14時28分、ブレント原油6月先物価格は0.61%高の1バレル74ドル45セントに、WTI原油6月先物価格も0.48%高の1バレル68ドル38セントの値を付けている。

25日、米エネルギー省は国内の商用石油備蓄(戦略備蓄を除く)が4月20日までの1週間で220万バレル増加したことを明らかにした。

市場はさらにイランの核プログラムの行方に注視している。25日、クリストファー・フォード米国務長官補佐・国際安全保障核不拡散担当は、米国はイランとの核取引を見直すつもりはないものの、補足的な合意の策定は検討していることを明らかにしていた。

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