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同サイトの指摘によると、新型ステルス機の開発は、「鉄のカーテン」消滅の恩恵を受けて可能となった。その例として、1991年にロッキード・マーチンとヤコブレフ設計局が協力についての合意に署名し、この合意によってロッキード・マーチンがヤコブレフ141に関する情報を入手することが可能になったとしている。この情報には、「数年にわたる試験と開発」を必要とした実験データも含まれるという。
「Task and Purpose」は、「現代のF35の核心であるエンジンシステムの開発開始に恐らく役立ったのが、その決定的データだ」と指摘している。
同サイトは、F35をヤコブレフ141の直接の後継機と考えることはできないと指摘する一方で、「しかし、ソ連の古いVTOL(垂直離着陸)機プロジェクトから収集されたデータが、F35統合打撃戦闘機(JSF)のVTOL型開発に利用されたことはほとんど確実である。そしてこのことは、F35が、その存在の少なくとも一部について、[・・・]ソ連時代の兵器計画の恩恵を受けていることを意味している」と伝えている。
Yak-141(ISO表記:Jak-141、ロシア語:Як-141ヤーク・ストー・ソラーク・アヂーン)はソ連およびロシア連邦で開発された超音速VTOL戦闘機でありYak-38の後継機としてキエフ級航空巡洋艦への搭載機として開発されたpic.twitter.com/hjgpZvWC
— 軍事航空機bot (@Fighters_BOT_0) 21 апреля 2018 г.