米国、シリアにある米軍基地がイランに占拠される可能性を危惧

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米政府関係者らは、シリア南部タンフにある米軍基地が、イランあるいはイランが支持する勢力に占拠される可能性を危惧している。ワシントン・ポスト紙が、ホワイトハウス筋の情報を引用して報じた。

スプートニク日本

政府関係者らによると、基地の占拠はイランがシリア及び地中海への陸路封鎖を試みていることに関連して起こる可能性がある。

ワシントン・ポスト紙は、タンフの基地をめぐる状況は米国の対イラン政策における矛盾を示していると指摘している。当初この基地はテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」と戦うためにつくられた。だが昨年、同基地からイラン軍への攻撃が行われた。

複数の米政府関係者らは基地について、「地域でイランの軍事的影響力に対する大規模キャンペーン」を開始するために使用することができるとの見方を示している。

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