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科学ニュースサイト「Phys.org」で公表されたプレスリリースによると、実験ではラットに対し、餌を受け取るためにリストの中の決まった位置にある香りを選ぶよう教え込んだ。その後、ラットには2種類の香料が選択肢として与えられ、そのうち一つは「まさにそのもの」、つまりその香料を選ぶとラットに再び褒美として餌が与えられた。
実験を徐々に複雑にしていく中で、学者らは以下のことを確かめた。ラットは長時間にわたって、香りとその香りのうちどれが褒美と関連しているかということを覚えており、このことは、香りと餌を使った似たような実験の過程でラットの記憶に新たな情報を追加した場合でも当てはまった。
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