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死傷者はイスラエルの警察と衝突したパレスチナ側のデモ参加者である。
15日はパレスチナでは「ナクバ(大災厄)の日」で、。1948年5月14日にイスラエルが建国され、アラブ人がイスラエル領から大量に追放されたことに由来する。ガザ地区でのデモをめぐり、イスラエル軍によれば、デモ参加者は前日の約1割に相当する約4000人だった。
ガザ地区での衝突は、テルアビブからエルサレムへの米大使館移転に憤る感情が高まる中で活発化。大使館移転は14日、イスラエルの国家機構成立70周年に合わせて行われた。
この騒乱に対抗して、イスラエル軍は抗議活動の最も攻撃的な区域に対して発砲を開始。同国のネタニヤフ首相は、この行動を正当防衛としている。
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