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マコイ元副知事の指摘によると、クリントン元国務長官は2016年の大統領選挙での自らの敗北を招いたとして、米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官やロシアのプーチン大統領、予備選挙でクリントン元国務長官と争ったサンダース上院議員、「緑の党(GPUS)」から大統領選挙に立候補したジル・スタイン氏、オバマ前米大統領、さらに人種差別主義と性差別主義も非難してきた。
マコイ元副知事はテレビチャンネル「FOXビジネス」の放送で、「クリントン元国務長官は自らの敗北の理由をこれほど多く挙げてきたが、自著では全体として正確に書いている。非常に数多くの米国人が単純に自分を好きではないという事実に慣れたと述べているのだ。残念ながらクリントン元国務長官は、現実にはこのことに慣れてはいない。というのも、今クリントン元国務長官は、言わば『世界的規模の神経衰弱』のような状態になっているからだ。つまり、ある国から別の国に、ある都市から別の都市に行き、この選挙で負けたことについて再びあれこれと責めているのだ」と述べ、「このような非難を持ち出す時、クリントン元国務長官は自らの名誉だけを汚しているのではなく、我々の国の名誉も汚しているのだ」と結んでいる。